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(2)Family:家庭とコミュニティの強化

 第二次大戦後、都市化や核家族化が進み、地域の繋がりが薄れていきました。農村的コミュニティに替わり共同体的役割を果たしたのが企業でしたが、不況が長引き、非正規雇用という形態が一般化する中で、これまでのような一体感を維持することが困難になってきています。

 2010年には男性の生涯未婚率が20%を超え、2012年には東京都の1世帯当たりの平均人数が1.99人と2人を割りました。地縁・血縁・職縁(社縁)が失われ、無縁化は今後一層加速していくと考えられます。 もちろん、社会的排除を内包した因習的な共同体からの解放と無縁社会化は表裏一体であり、伝統的コミュニティに回帰することは現実的ではありません。主に経済的な理由によって結婚したくてもできない人が多いのも事実です。

 その一方で、自分の趣味や嗜好を過度に重視する傾向や行き過ぎた個人主義が、家庭や地域コミュニティ形成を妨げていることも否定できません。 異なるバックグランドを持った男女が出会い、お互いを尊重しながら夫婦となり、次世代を担う子どもを育てていく家庭は、まさに平和で持続可能な社会のモデルです。そして、世界が一つの家族のようになったとき、平和が実現すると私たちは考えています。

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