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多文化おもてなしフェスティバル2016が実施されました2016.11.05 | 

 東京都、12の大使館、その他団体の後援を受け、10月10日(月・祝)にすみだリバーサイドホール(墨田区)にて「多文化おもてなしフェスティバル2016」が開催されました。今回は昨年に引き続き、2回目の開催であり、GPFJapanは実行委員会の事務局を担当しました。

 本フェスティバルは、日本国内の多文化共生を推進するポジティブな文化創造を目指し、その準備過程を通して、外国人と日本人、そして国を超えた外国人同士の協働ネットワークを強化し、2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けた「おもてなし」力の向上に貢献することを目的としています。

 フェスティバルを企画・運営する実行委員会を様々な国のバックグラウンドを持つ方々により構成し、多文化共生のための意見を積極的に取り入れていきました。これまで提唱されて来た多文化共生は、日本人がどのように外国人を受け入れるか、という目線のものが多かったのに対し、日本人と在住外国人が、多文化共生について共に考え、企画するところに、本フェスティバルのオリジナリティがあります。
 本フェスティバルは、午前中に実行委員長挨拶、来賓挨拶、基調講演、パネルディスカッションが行われ、午後には様々な国の文化パフォーマンスが催されました。

 最初に、フェスティバルの実行委員長である飯田和広GPFJapan事務局長の挨拶でフェスティバルは開幕。来賓として、アンヘラ・マリア・デ・ロウルデス・チャベス・ビエティ グアテマラ大使とエクトル・パウリーノ・ドミンゲス・ロドリゲス ドミニカ共和国大使が祝辞を述べました。

 また、基調講演者に、ボリビア出身であり、墨田区議会議員の井上ノエミ氏と、在日韓国人作家の朴慶南氏を招き、多文化共生に対する思いを語っていただきました

 第一部最後のプログラムであるパネルディスカッションでは、日本、韓国、ペルー、ドイツ、ベトナムを代表して6名の若者が登壇。未来の多文化共生について熱い議論を交わしました。

 午後の第二部の文化公演では、11組のパフォーマーグループ(文化背景は10以上)が参加。会場全体を使ったパフォーマンスや、本格的なバンド演奏も披露され、終始参加者は魅了されました。フィナーレでは、文化公演に出演したパフォーマーがリードとして参加。フェスティバルテーマ「七色のヒカリ〜colors of the human race〜」を会場の参加者全員と一緒に歌って踊り、大いに盛り上がりました。

 また、終日通して会場内には多様な販売・展示ブースが立ち並び、人々が楽しむことができました。
 本フェスティバルには、終日通して約1,500名が参加。フェスティバルボランティアの積極的な協力もあり、来場者の方々とも国を超えて家族のような関係作りができました。
 フェスティバルの成功のために尽力してくださった皆様、会場にお越しいただいた皆様に改めて感謝申し上げます。
 ありがとうございました。

主催:多文化おもてなしフェスティバル2016実行委員会
後援:東京都、インドネシア共和国大使館、ボリビア多民族国大使館、グアテマラ共和国大使館、ナイジェリア連邦共和国大使館、パラオ共和国大使館、フィリピン共和国大使館、ネパール連邦民主共和国大使館、ウズベキスタン共和国大使館、モンゴル国大使館、アゼルバイジャン共和国大使館、ケニア共和国大使館、ベトナム社会主義共和国大使館、東京都倫理法人会、トルコ共和国ユヌス・エムレ・インスティチュート、在日本大韓民国東京墨田支部

 フェスティバルのフェイスブックページはコチラからご覧いただけます。

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飯田実行委員長による挨拶でフェスティバルが開幕

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井上ノエミ墨田区議会議員(左)と作家の朴慶南氏(右)による基調講演

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ドミニカ共和国大使(左)とグアテマラ共和国大使(右・女性)が応援に駆けつけてくださいました

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パネルディスカッション~多文化ユースの意見が反映される社会を創るために~

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会場には様々なブースが並びます

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各国のパフォーマンスが観客を魅了しました

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実行委員会ユースによる企画

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様々な参加者が会場に

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フェスティバルを支えてくれたボランティアの方たち

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フィナーレは会場全体で歌って踊って大盛り上がり
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全員がワンファミリーを実感した時間となりました

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