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タイ・バンコクの国連カンファレンスセンターで「アジア太平洋ユース・ボランティアリズム・フォーラム」を開催2014.11.05 | 

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 10月28日、タイ・バンコクの国連会議場で、国連アジア太平洋経済社会委員会(ESCAP)、ユネスコ、GPF等が共同で「アジア太平洋ユース・ボランティアリズムフォーラム」を開催しました。

 40カ国から集った青年、市民社会、政府機関などの多分野の代表者ら300余名が、環境、健康、災害支援、平和、地域開発、社会起業、教育の分野で活発な討議を展開。アジア太平洋ピース・サービス・アライアンスを創設し、各地域でボランティア精神をもってコミュニティを支援することを決定しました。ASEANのユース機関、米国のPeace Corps(平和部隊)、KOICA(韓国国際協力団)、FKノルウェイ、オーストラリアやシンガポールや他の国々においても、アライアンスに対する官民のパートナーシップを構築することを支持しました。

 シャムシャド・アクタールESCAP事務局長は、「若者のよりよい未来と私たちの未来の世代に対する決意を再確認しながら、本日、私たちは若い人々を称えます」と開会の辞を述べました。同事務局長は、「若者が開発プロセスにおいて積極的な役割を持たなければ、私たちが願う未来を築くことはできません」「若者たちが新しいアイデア、才能、インスピレーションの源であるために、若者の潜在力を活用することはとても重要なことなのです。若者のエネルギー、熱心さ、専門性が、グローバルと地域的な生産性と繁栄のために不可欠です。ESCAPと国連にとってダイナミックな若者の政策は2015年以降の持続可能開発目標の達成のために必要です」と続けました。

 スリン・ピッスワンASEAN元事務総長は、「若者が開発と平和の最前線に立ち多国間のパートナーをもつアジア太平洋ピース・サービス・アライアンスの発足を歓迎します。若者たちが人類の価値ある目標を達成できるように尽力しましょう」と期待を述べました。

フォーラムに参加した後藤亜也GPF Japan 代表理事は、「若者の失業率の高さが深刻なアジア太平洋諸国で、国連機関とともに官民共同で若者をエンパワーすることを決定し、具体的なアクションを討議できたことは画期的なことです」と感想を述べました。

シャムシャド・アクタールESCAP事務局長の開会の辞 (国連カンファレンスセンター)

シャムシャド・アクタールESCAP事務局長の開会の辞 (国連カンファレンスセンター)

防災・減災をテーマにした分科会ではニュージーランドの青年社会起業家、サム・ジョンソン氏(25歳)が事例報告

防災・減災をテーマにした分科会ではニュージーランドの青年社会起業家、サム・ジョンソン氏(25歳)<写真右端>が事例報告

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