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フィリピンのオールライツ・ビレッジ・プロジェクトの現地視察をしました2012.09.04 | 


 7月7日から10日までフィリピンでGPFF Koreaが行っているオールライツ・プロジェクトに現地視察を兼ねて、日本から3人が参加しました。
 オールライツ・ビレッジ・プロジェクトとは太陽光で充電できるLEDランタンを途上国の電気の通っていない農村部に普及し、子どもたちが夜でも勉強できるような環境つくりを行おうというもので、今回が7回目の現地訪問になります。今回の参加者は全体で約70名でした。

 7月8日はマニラでオリエンテーションがあり、オールライツ・ビレッジ・プロジェクトの概要やこれまでの活動報告がありました。
 午後にはマニラの南東にあるラグナ州に移動し、パグサンハンの滝を観光しました。船頭の操るカヌーボートに乗って川の上流へ行き、いかだに乗って滝のまわりを一周し、再び出発地点へ戻るというアドベンチャー的なものでした。

 7月9日はヌエバエシハ州を訪問しました。州知事や市長の歓迎の挨拶のあと、LEDランタンの点灯のお披露目がありました。その他にも、歓迎セレモニーや植樹、家庭への訪問などもありました。ほとんどの家は藁葺屋根の木造で、床は土肌が露出しています。中はまだ日が出ているにもかかわらず薄暗く、それがランタンのスイッチを入れると、眩しいLEDの光が屋内を照らしました。これまでは高価な上に危険性もある灯油ランプに頼っていましたが、昼間の2時間の充電で夕方から夜にかけて家の中が明るくなるのです。
 最後はクライマックスのように街灯が設置され、ライトが点灯すると大きな歓声が響き渡りました。まだすべての明るく照らすのには十分とは言えませんが、ライトの光に照らされた人々の顔は明るく輝いていました。

  今後は、日本国内のフィリピン人コミュニティとも協働しながら、日本からも現地にボランティアを派遣する取り組みをしていきたいと考えています。

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