HOME >  「自明の真理」とアメリカ建国のビジョン再生を誓うアメリカ信仰指導者の会(アトランタ)

「自明の真理」とアメリカ建国のビジョン再生を誓うアメリカ信仰指導者の会(アトランタ)2012.10.02 | 

「アメリカ独立宣言」より抜粋:
We hold these truths to be self-evident, that all men are created equal, that they are endowed by their Creator with certain unalienable Rights, that among these are Life, Liberty and the pursuit of Happiness.
我らは以下の諸事実を自明なものと見なす。すべての人間は平等につくられている。創造主によって、生存、自由そして幸福の追求を含むある侵すべからざる権利を与えられている。

 
 9月20日、アメリカ全土からアトランタに130人以上の宗教指導者が国民の理念を更新し、アメリカの将来を脅かす深刻な社会的分裂と価値観の危機に答えるために草の根運動を発足させる“A Call to Awakening”(目覚めへの呼びかけ)という全国シンポジウムに集りました。

 CAR(the Coalition for American Renewal アメリカ再生連合)主催のシンポジウムは、GPFF USAための特別なリソースを明確にする提言がありました。


ロバート•トンプソン牧師 
 
「アメリカの建国の憲章は、独立宣言に基づく我々の奪い得ない権利の源として創造主を認め、憲法おける人民の主たる権威を認識する制度を構築した画期的なモデルを確立しました」
 文顕進・GPFF理事長の言葉が、GPFF会長金栄俊氏によって代読されました。文理事長は、アメリカの独立宣言に表れている「自明の真理」とは、宗教の自由、経済の革新、および統治の原則であると述べました。
 また、アメリカの精神的な伝統には、自由、正義、平等のキリスト教の信仰故に、強制的にアメリカに送られ、抑圧の中を生き抜いた「忘れられた巡礼者」が含まれているとも、語りました。「この国の深い様々な精神的な伝統を形成する過程で、多くの試練と苦難にあっても、彼らの信仰は、彼らを導きました」
 
 シンポジウムでは、著名な公民権運動の指導者、超教派的指導者、全国的に認められたイノベーターが紹介されました。世界宗教議会名誉議長、ロバート•トンプソン牧師は、いくつかの超宗派の視点とは逆に、すべての宗教は同じではないと述べました。「イスラム教の5つの柱は、仏教の四諦やユダヤ教の十戒とは異なります。しかし、それらは同じ源から来ているのです。我々はプリズムを見つめるがごとく、色を深く見たとき、我々は光の中で団結を見出だすことができます。これは、すべての信仰の伝統における異なる言語で表示された黄金律であり、明白な事実です。我々は、我々が信じて、述べることを考え、それが何であろうとも、我々の行いこそが、我々の本当の宗教です」
 
 トンプソン牧師は、トラピスト修道士であるトマス・マートンがケンタッキー修道院からルイビルを訪問するときの言葉を感動的に引用しながら、「突然、私はすべての人々を愛している思いに圧倒されました。彼らは私のものであり、私は彼らのものでした。たとえ我々はお互いに全くの他人であったとしても、我々は知らぬふりはできませんでした。私が彼らの心の美しさの秘密を発見したかのように、我々がいつでもそのようにお互いを見ることができさえすれば、戦争・憎しみ・残酷さ・強欲はなくなるでしょう。大切なのは、我々が、お互いに敬意を示し、尊重することにあると私は思います」と述べました。
 

上:ビショップダグラス・チェソン師
下:ジェラルド・ダーレー博士

 
 アトランタの歴史的なプロビデンス宣教師、バプティスト教会の長年の牧師であり、公民権運動の指導者、ジェラルド・ダーレー博士は、トイレ、水飲み場、または白人用バスに乗れなかった時代のことを思い出して、火のような言葉を発して、「私は私の過去を変えらますか?」と彼は問いかけました。「それから私は、これはアメリカではなかったことに気づきました。これはアメリカに住んでいる少数の無教養な人々だったのです。今日、私は私たちのコミュニティを訪問したときに、私は想像を絶する悲しみを感じました。アメリカは、集中治療室にいます。我々は、致命的な病気に苦しんでいます。だからこそ誠実さ、真実性と完全性こそが、化学療法でとして必要なのです」
 
 マサチューセッツ州のヘーヴァリルのダグラス・チェソン主任牧師は、 社会がどんどん粗雑になっていると指摘し、「攻撃的な言葉はもはや非難されず、他人の意見はほとんど耳を傾けられていません。まだ生まれていない子どもたちは親の無責任のために犠牲にされています、娯楽産業は、不道徳な行動を助長しています。あるペンテコステ派の牧師、司教は、これらの大きな課題に応えるための共通の原因を見つけるためにシンポジウムに参加しています」と述べ、「変革のためには切迫感が必要であり、我々の使命は、心を変革することであることを忘れてはならない」と強調しました。
 
 CAR共同議長であるロバート•A•シュラー博士とポール•マレー博士は、将来の世代に破壊的な財政的負担を残した政治文化の課題に直面し、信仰と家族の価値観に公然と敵対している文化的な環境に中にあったとしても、我々は若者を時代に合わせて指導し、そして疎外や宗派間の分裂を乗り越えて、本質的な信仰への敬意と尊厳を回復しなければならない「決定的な時」であると呼びました。
「信仰と良識ある指導者の声が、公共の空間で必要とされる歴史の中の時があるとしたら、それはまさに今なのです」

 アメリカ再生連合の詳細については、コチラを参照ください。

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