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Global Peace Youth Japanが埼玉県日高市でボランティア・ワークショップ開催2015.05.06 | 

 4月29日(水)に埼玉県の日高市で「多文化おもてなしフェスティバル2015」のボランティア希望の青年に対しGlobal Peace Youth Japan (GPYJ)が二回目のワークショップを開催しました。

 今回のワークショップも前回3月に行われたワークショップ同様に「実践を通じて学ぶ」というテーマで行われ、社会人、学生、インドネシアの留学生の混合チームで活動を行いました。

 参加者は移動中の車の中で活動に関するレクチャーを受け、高麗神社、日和田山のある日高市を目指しました。

 高麗神社は1,300年前に高句麗から日本に渡ってきた渡来人によって建立された神社であり、日本の中で朝鮮半島由来の文化に触れることができる場所です。多文化共生を学ぶことのできる歴史的な場所であります。

日本の中のコリアを学べる高麗神社

日本の中のコリアを学べる高麗神社

 高麗神社を見学した後に、日和田山登山を行いました。前回同様に、ボランティアの研修として山を登りながらすれ違う人たちと「わらしべ長者」ゲームを行いました。「わらしべ長者」は、街の人々と物々交換をしていく日本の昔話からアイデアをとったゲームです。フェスティバルの「文化の違いを超えてワンファミリーになる」という趣旨に沿って、参加者はこのゲームを通して街の人たちと“家族のような絆”を結ぶことを心がけました。

日和田山に登山に来た外国人カップルと

日和田山に登山に来た外国人カップルと

 参加した留学生からは「普段日本人と気軽に話をすることも少なく、日本語で話しかけることに不安がありましたが、出会った日本の人たちの親切さが伝わってきて、貴重な体験ができました」といった感想や、参加した日本の学生からは「わらしべ長者という単純なゲームですが、このゲームを通じて普通に登山をして挨拶を交わしただけでは決してできない出会いができていることが感動的です」といった感想が聞かれました。

 豊かな自然の中であったので、先回の街中で行った同ゲームの時以上に行きかう人が快くゲームへ参加してくれました。最初はカロリーメイトから始まったわらしべ長者でしたが、10回の交換を通して、最後はチョコクッキーとミネラルウォーターへとなりました。日和田山山頂で出会ったご年配の登山者から「青年の活き活きとした姿に未来の希望を感じる」とエールをいただいたことがとても印象的でした。

エールを送ってくださったご年配の登山者と一緒に

エールを送ってくださったご年配の登山者と一緒に

 今回は、日本人、留学生の混合の多文化チームでしたが、一つひとつの出会いを通じて”ワンファミリー”を実感した時間となりました。

 5月9日土曜日にも、東京でボランティア・ワークショップを行いますので、ご関心のある方は、khanda@gpf.jp(担当:飯田)までご連絡ください。

 

 

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