HOME >  オールライツ・ビレッジ・プロジェクトでフィリピンの村にライトを寄贈しました

オールライツ・ビレッジ・プロジェクトでフィリピンの村にライトを寄贈しました2013.01.15 | 

  フィリピン・ソサエティ・イン・ジャパン名古屋支部(PSJNC)が、フィリピン・ラグナ州のガワッド・カリンガ(GK)とアルファ・ファイ・オメガ(APO)とともに住宅建設支援活動を行ってきた同州サンタクルス市ガティド村において、第一回フィリピン・ジャパン・オールライツ・ビレッジ・プロジェクト支援ツアーが開催されました。
 日本のから参加した支援ツアー参加者11名は、現地の58の家庭にソーラー充電LEDライトを寄贈しました。この支援ツアー開催に際して、ラグナ州政府とGPFFフィリピンから多大な支援を受けました。

 12月26日、マニラ空港に到着した日本人参加者とフィリピン人ボランティアは、バスでラグナ州に移動し、リザールレクリエーションセンターで宿泊。翌日、オリエンテーションを行い、プロジェクトサイトへ行く準備をしました。
 
 ガティド村へ行く前に、プロジェクト参加者はラグナ州庁舎で歓迎昼食会の招待を受けました。州の行政官レオナルド・ラガサ弁護士と州政府職員は参加者を歓迎し、ラグナ州のエミリオ・ラモン・エヘルシト知事の活動内容をビデオで紹介しました。

ラガサ弁護士から感謝を込めて「ラグナ州の鍵」を贈呈

 GPFFJapanの後藤 亜也代表理事はメッセージの中で、このプロジェクトは、東日本大震災の直後にフィリピンから支援を受けたことへの「お返し」であり、このプロジェクトを通して現地の子どもたちに勉強ができる環境を提供でけいることは感謝の表れであると述べました。行政官ラガサ弁護士は、州知事を代理してGPFF Japanおよびそのパートナーに感謝の意を表し、記念の「ラグナ州の鍵」を贈呈しました。

ラグナ州庁舎にて集合写真

 ガティッド村に参加者が到着すると、村の入り口から通路に沿って日本とフィリピンの旗を振った子どもたちが笑顔で並んで歓迎してくれました。そして間もなくして、オールライツ・ビレッジ・プロジェクトのサインボードの除幕式が行われました。日本の参加者たちは姉妹結縁を結ぶ村の家族とともに記念樹を植え、その後、それぞれの家庭を訪問しました。

村の人々の歓迎

サインボードの除幕式の様子

記念樹を一緒に植樹

ビレッジの家庭を訪問

  臨時で設置された歓迎会場では、サンタクルス市のGKアシスタントヘッドのポル・メングイト氏の歓迎のスピーチの後、参加者と村の家庭代表が姉妹結縁状に署名しました。

 中でも最も重要なプログラムは、太陽電池LEDライトを村の家庭に寄贈することでした。送電線の届かないガディッド村は夜になる何も見えない闇に包まれます。すでに暗くなった頃、村の人々は司会の合図に合わせて一斉にLEDライトのスイッチをオンにし、そのライトの明るさに歓声と拍手が起こりました。中には涙を流して感動する人も見受けられました。その後、現地の子どもたちや親たちからダンスを披露し、参加者の温かくもてなしてくれました。

GKサンタクルース代表の歓迎の辞

GKのポル・メングイト氏の歓迎の辞

ライト点灯

ライト点灯

暗闇をライトが照らします

暗闇をライトが照らします

挨拶するPSJNC代表のスーザン・オニョ・ラセットさん

PSJNC代表のスーザン・オニョ・ラセットさんの挨拶

 最後に、スーザン・オニョ・ラセットさん(PSJNC代表)が村の人々を激励し、後藤代表も子どもたちがしっかり勉強できるように見守ってあげて下さいと期待を述べました。

 オールライツ・ビレッジ・プロジェクトは、各家庭に希望の光をもたらし、村と地域の発展にむけた大きな励みをもたらしました。

 参加者は翌日、ラグナ州の美しいサンパロック湖とパンディン湖を観光し、マニラへ向かう帰途に着きました。

養殖場が湖面に並ぶサンパロック湖

養殖場が湖面に並ぶサンパロック湖

パンディン湖での昼食(浮舟の上です)

パンディン湖での昼食(浮舟の上です)

前のページへは、ブラウザの戻るボタンでお戻りください。
このページのトップへ