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ワンコリア国際連帯フォーラムが行われました2017.07.28 | 

 7月18日(現地時間)、アメリカ・ワシントンDCで、非営利団体であるAction for Korea United(AKU)、Global Peace Foundation (GPF)、ワンコリア財団が共同主催した「ワンコリア国際連帯フォーラム」の場で、アメリカ・中国・日本・ロシアの国際政治の専門家と、アメリカや韓国の政治関係者、民間団体が集い、北朝鮮問題をめぐり活発な討論を繰り広げました。

OneKoreaforumpanel

 アメリカから戦略国際問題研究所(CSIS)顧問のジョセフ・ボスコ氏、ブルッキングス研究所のリチャード・ブッシュセンター長、サービングライフのケネス・ベ共同代表、GPFのジェームス・フリン世界会長などが出席しました。韓国からはイ・ジョンゴル“共に民主党”議員、ホン・ヒョンイク世宗研究所専任研究員などが参席しました。

 参加者は、金正恩政権への制裁等について議論する中、ボスコ氏は、「韓国とアメリカが数十年間努力してきたが、効果がなかった」と、制裁強化の必要性を強調し、「北朝鮮は6•25戦争を起こした前例があり、再び同じことを起こさないと、安心してはいけない」と述べました。
 ホン氏は、「THAAD(終末高高度防衛ミサイル)を配備しても、ミサイル迎撃能力は不足である」と指摘。一方、イ議員は「北朝鮮の核兵器開発の現状を正しく把握していない状況で、うかつに軍事的対応に乗り出したところで、莫大な被害をもたらすことにもなる」と述べました。

 この日のフォーラムでは、朝鮮半島の統一の過程で、非営利団体の役割が拡大するとの見方も注目されました。ジェームス・フリンGPF会長は「政府の力だけでは統一を成し遂げることができない」とし、「1990年代、南アフリカ共和国のアパルトヘイト(隔離政策)が終わったように、朝鮮半島の統一も世界的な運動が必要だ」と強調しました。
 ソ・インテクAKU共同代表は、「朝鮮半島統一を世界的な市民運動として広げていく必要がある」述べました。

※この記事の原文は以下のサイトです。
http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=sec&sid1=100&oid=015&aid=0003798612&viewType=pc 
尚、GPF国際本部のサイトにも記事が載っています。
http://www.globalpeace.org/news/korea-experts-examine-north-korea-threat-and-prospects-peaceful-reunification

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