Vol.19 2025年8月8日号 | （社）グローバル・ピース・ファウンデーション・ジャパン

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Vol.19 2025年8月8日号　|　2025.08.08　|　

韓国で盛り上がりを見せる市民による平和のための運動

今韓国では、８月１５日の終戦80周年に向けて、市民が主導する朝鮮半島平和統一への運動が盛り上がりを見せています。

まずはこちらの動画をご覧ください。（38秒）

昨年の９月２８日に38度線に近い臨津閣（イムジンカク）で行われたイベントの映像を元に、今年の８月１５日に行われるイベントの紹介をしている動画です。

昨年も1000名以上の脱北者と3万名の市民が集い行われましたが、テコンドーの少年団による演武や、このイベントの開催日を目指して韓国を一周してきたロードバイクのチームなど、様々な人々が「平和統一」「コリアン・ドリーム」という共通テーマのもとで参加することができる工夫が盛り込まれていました。

今年も多くの有名歌手らやオーケストラが参加し、花火大会、ドローンショーなど、一般の方々が参加しやすい、「夏のお祭り」のような形になっています。「花火が楽しそうだから行ってみたら、すごく感動的な統一のためのイベントだった」と感じる参加者もいるかも知れません。

これまで朝鮮半島の平和統一というものは政府主導で行われるものという認識が一般的でしたが、このイベントは市民らが進めているものであり、政府主導の統一運動から、市民主導の統一運動へと、大きな転換を目指すものです。また難しい統一論議だけでなく、文化や芸術分野まで幅広く統一というテーマと結びつけることで、あらゆる人々に参加を呼びかけています。

このイベントは一過性のものではなく、すべての市民が参加することができる朝鮮半島平和統一のためのプラットフォームのスタートという位置付けで行われます。

北朝鮮で暮らす2000万人以上の人々の解放のためにも、韓国市民と国際社会の誰もが参加できるような運動へと発展するよう今後の展開に期待したいと思います。
また、このような運動への賛同を表明する最も簡単な方法が、以下のオンライン署名キャンペーンです。
まだ署名されていない方は、ぜひお願いいたします。