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ナイロビの高校で採用される人格教育プログラム2013.07.30 |
ナイロビのマイナ・ワンジギ高校で実施されたGPFの「人格・創造性イニシアティブ(CCI)」の成果が認められ、2013年6月26日の最優秀生徒授賞式に主賓としてGPFシニアアドバイザーであり、ケニアのビジネス・リーダーでもあるマヌ・チャンダリア博士が招かれました。
式典で生徒、教職員および政府高官からの挨拶に続いて、チャンダリア博士は、学校のカリキュラムの一環として、尊敬心、誠実さおよび決断力などの資質を強調する「人格・創造性教育プログラム」の成果を説明。教育省とともにこの教育プログラムを全国の高校40校から400校に展開する計画が進行中であることを述べました。
「知識と人格がなければ、我々は国として明るい未来を持てないでしょう」とチャンダリア博士は、集まった来賓に語りました。同博士は、これまでに選挙区開発基金の支援を通じて設立された新しい学区域を発足するためのイベントを開催してきました。
今回の受賞式には、カムクンジ選挙区のユスフ・ハッサン国会議員や、学校の支援者であり学校名由来のマイナ・ワンジギ元国会議員も参加しました。
ワンギジ氏の「運とは能力を土台として起こります」「能力とは訓練と決意の賜物です」という言葉に生徒と両親は耳を傾けました。また、同校が生徒の指導に良い取り組みをしていると称賛し、子どもを預ける親にも感謝の意を表しました。
また、ハッサン氏は、麻薬や犯罪の力に抵抗するように生徒に訴え、両親が子どもたちを注意深く見守るように助言し、また同校のインフラの改善のために追加的支援をすることを約束しました。
同校は、基礎教育と識字クラス、犯罪や薬物乱用に対処するための特別なプログラムを通じて、周囲の地域社会の緊急のニーズに対応するために共学昼間学校として1989年に設立されました。同校創立以来、卒業生の大半は、地元および国際的な大学に進学してきました。