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インドネシアでプレジデント大学と共同でオールライツ・ビレッジ・プロジェクトを開始2014.03.28 |
今回のオールライツ・ビレッジのプロジェクトのサイトはジャカルタ市の東に位置する西ジャワ州ブカシ県東チカラン群のレバンサリ村。昨年8月、GPFJapanはプレジデント大学と覚書(MOU)を交わし、オールライツ・ビレッジ・プロジェクトと国際青年交流プログラムを共同で推進 することを約束しました。この合意に基づき、プレジデント大学がプロジェクト運営条件に合ったサイトを選定し、今回のプロジェクトが実現しました。
3月14日、日本から10名の大学生らがジャカルタに到着し、ブカシ県のホテルにバスで向かいました。翌15日は朝からプレジデント大学構内で同大学の学生ボランティアとともにオリエンテーションを実施。昼食後、レバンサリ村でのオールライツ・ビレッジ歓迎会に参加しました。レバンサリ村のアマク・ゴザリ地区長の歓迎の辞の後、GPFIndonesiaのヨーチン・プーン代表がプロジェクトの目的を説明し、村の人々を激励しました。
そして、プレジデント大学の学長のチャンドラ・セティアワン博士が地域開発に向けた継続的支援の計画を語った後、後藤亜也代表理事は「この機会を地域発展のきっかけとして役立ててほしい」とプロジェクトに対する期待を述べました。東チカラン群のジョコ・ドィジャモコ群長の挨拶に続き、ブカシ県のM.Aスプラトマン環境管理局長が県を代表し歓迎の辞を述べ、東チカラン周辺は大雨があると水没するので、水害時においてもこのライトが有効活用できることを高く評価しました。
続いて、日本の参加者一人ひとりが紹介され、彼らが合計62台のLEDライトを電気のないレバンサリの村の人々に寄贈しました。
その後、参加者は地元産業の一つである竹編みの作業現場を訪問しました。その地域では竹で編んだ壁が家屋に利用されていますが、その一日の労働収入が600円以下であることに参加者は驚いていました。
日本の参加者は、夕方、プレジデント大学のホールで開催された文化交流会に参加。同大学のインドネシア学生やベトナム留学生のパフォーマンスを楽しんだ後、日本参加者がソーラン節を披露。最後はインドネシア学生もその踊りに加わり、盛り上がって文化交流会の幕は閉じました。
一行は次の日から、東アジア青年リーダー交流の6日間の日程に参加し、異文化体験と青年交流の忘れられない感動の日々を過ごすことができました。
熊本から参加した女子大生は、「最も心に残ったことはオールライツ・ビレッジ・プロジェクトで、電気が届いていない村を訪れたことです。インドネシアの貧富の差を自分の目で見ることができ考えが深まりました」と感想を述べました。
※2013年の実施したインドネシアのオールライツ・ビレッジ・プロジェクトの記事はコチラから(2013年1月、8月)
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