ゴールデンウィーク（GW）4連休の初日、5月3日にグローバル・ピース・ユース(GPY)のイベントとして埼玉県日高市にある高麗神社の訪問と日和田山登山をしました。
　今回のプログラムには、GPYボランティア、会員に加え、留学生も参加し、楽しい交流の時間となりました。

　今回訪問した高麗神社は、668年の白村江の戦い以降、亡命して日本に居住していた高句麗からの渡来人の一族が代々神主を受け継いでいる由緒ある神社です。また、日和田山は高麗神社から車で10分程度の距離にある小高い丘のような山で、山頂からは天気が良ければ富士山や東京都内の街並みも見ることができます。この日はGW初日ということもあり、多くの家族連れが登山に訪れていました。
　高麗神社の訪問は、日本と韓国の歴史的な関わりについて知るよい機会となりました。また、日和田山では、登山をしながら豊かな自然の中で、食事をともにしながら、参加者同士の交流が深まり、充実した時間となりました。

　参加した韓国の留学生は、「日本にこのような韓国と所縁の深い場所があるとは知らなかった。とても勉強になった。また、今日は留学生が普段は行かないような場所にこれてとても嬉しい。次回は、もっと多くの留学生も交えて、サイクリングなどがしてみたい」と感想を述べました。日本の参加者たちにとって、留学生と交流することで、あらためて母国の文化について学ぶ機会となりました。