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6月22日、東京都日比谷公園で、フィリピン音楽の祭典・ヒミグアトムシカ(歌声と音楽)2014を開催しました2014.06.28 |
2014年6月22日(日)、東京都の日比谷公園・小音楽堂にて、フィリピン音楽の祭典・ヒミグ・アト・ムシカ(歌声と音楽)2014が、GPFJapanのオールライツ・ビレッジ・プロジェクトを支援することを目的として開催されました。当日午前中は雨にも関わらず、関東圏から観客が集まり、日比谷公園は熱気に包まれました。
在日フィリピン・コミュニティが主催するヒミグ・アト・ムシカは昨年から始まり、今回で2回目。在日フィリピン・コミュニティ・リーダーがGPFJapanのプログラムを支援するためにGPFJapanボランティアとなって企画・運営する大会となり、スポンサーとしてイハワン新宿、アジア・ヤオショウ、フィリピンナショナルバンク、パワーオブフェンシュイ、メトロ・レミッタンスからご支援をいただきました。
大会ジェネラル・コーディネーターの在日フィリピン人・小倉ノエミさんの流暢な日本語による開会のあいさつのあと、後藤亜也代表理事がオールライツ・ビレッジ・プロジェクトを通してフィリピンを支援してきた内容を説明。「フィリピンの方々の家族文化が日本を活性化する上で必要です」と期待を述べました。
会場には特別ゲストとして、在日本フィリピン大使館からアンジェリカ・エスカロナ文化担当公使が駆けつけ、大会の開催を歓迎して下さいました。フィリピン民族舞踊カニヤウによってフェスティバルの雰囲気が高揚した後、大会プロジェクト・ディレクターでアーティストの在日フィリピン人・ベルゲル・サンサノさんがGPFとともに準備をしてきた背景を説明し、音楽の部へと続きました。
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途中で雨も上がり、多くの観客が集まる中、ピノイ・ジャズ、日本人バンドのT42、ルマド・ジャパン、シティ・リズム、ピノイロックとエキサイティングなリズムに会場は熱く盛り上がっていきました。フィリピン人歌手のヨランダ・タシコさん、ロシェル・ガルシアさん、ロアンヌ・フェルナンデスさんらによるエキサイティングな歌声では、一緒に踊り始める観客の姿がありました。最後は全員で大会テーマ曲のピース・ソングを歌って、幕を閉じました。
フィリピン人と日本人がひとつとなって作り上げた音楽の祭典は、多文化共生社会の力強さと日本活性化の可能性を見出すことができる機会となりました。今後ともGPFJapanではフィリピン人コミュニティとの交流を深めるとともに、他の在日外国人コミュニティとの文化交流活動も進めていきます。