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東京・代々木で「第1回東北アジア平和大学生フォーラム東京」を開催しました2015.02.19 |
2月10日から12日の3日間、第1回東北アジア平和大学生フォーラム東京(以下:フォーラム東京)が東京・代々木の国立オリンピック記念青少年センターで開催され、韓国から14人、日本から12人の大学生が参加しました。
2月10日は東京都内の観光とフリーハグで日韓友好キャンペーン、11日に平和大学生フォーラムとディスカッション、12日に朝鮮学校での交流という内容で行われました。
初日の都内観光では、浅草や明治神宮など日本の伝統的な観光地から、渋谷や原宿など若者文化を代表する観光地まで、日本人学生が韓国人学生をガイドし、新旧の日本文化を体験しました。また、フリーハグイベントでは、両国の学生が観光地に訪れた人たちとの交流に積極的にのぞみました。
2日目の平和大学生フォーラムでは、午前中に、韓国GK戦略研究院のペ・ジョンホ理事長と東京大学の松原隆一郎教授の「日本の対外政策」「日本経済の現在未来」という議題の講義に参加。午後には両国の学生混合のディスカッションの場があり、「東北アジアの平和のために、日本・韓国が果たす役割」というテーマで行われました。
3日目には、都内の朝鮮学校を訪問。校長先生から学校の紹介を受けた後、代表学生との交流の時間を持ちました。
フォーラム東京に参加した日本人からは、
「言葉の壁」に直面し、自分だけうまく話せないことに戸惑い、最初は話すのをためらっていましたが、知っている単語を使って韓国語で話しかけてみると、相手も心を開いてくれました。コミュニケーションに必要なのは、つながろうとする意志なのだと改めて感じました。また、国家間の政治、経済問題の知識がお互いに足りないことに気づきました。自分たちが今後の将来を築いていくという自覚が少し芽生えたように思います。
といった声や、韓国人参加者からは、
韓国のメディアでは日本の良い面を見ようとせずに無視する傾向があります。しかし、この期間を通して、結局は同じ人間だということを感じ、日本人の言葉に耳を傾けたくなりました。日常生活において彼らに対する偏った話を超え、本当の情報を求めていきたいです。
といった声が聞かれました。
3日間という短い期間でしたが、学生同士が積極的に関わり合い、日韓の違いを超えて共に未来を考える良い機会となりました。