ネパール地震支援のための在日フィリピン人によるチャリティーコンサートが開催されました。

　5月23日（土）川崎市国際交流センター・ホールで午後1時半から、ネパール地震支援のためのチャリティーコンサート“Songs for Nepal”が開催されました。

　このコンサートは、去る4月25日にネパールで発生した大規模地震の被災者を支援するため、GPFJapanのボランティアである在日フィリピン人の中下直実氏が企画し、行われました。
　中下氏は昨年からGPFJapanのボランティアとして、在日フィリピン人コミュニティの方々と協力し、フィリピンを始めとする国の支援を行ってきました。

　在日フィリピン人の小倉ノエミさんがイベントの趣旨を説明したのち、地震被害の現状を伝える映像を視聴。そして、後藤亜也GPFJapan代表理事がGPFのビジョンと世界的なGPFプログラムを紹介しました。その中で、GPFNepalがアジア太平洋平和開発サービス・アライアンス（Asia-Pacific Peace and Development Service Alliance/APPDSA）と協力して復興に取り組む青年主導のイニシアチブ“Rise Nepal”を説明しました。

　その後、中下氏が率いるバンド“Kigen”、フィリピン人歌手ヨランダ・タシコさんがボーカルの“Oops;)!! Band”、また、歌手のサラさんによるパフォーマンスが披露され、最後は全員で”We are the World”を歌い、盛況のうちに幕を閉じました。

　コンサートが終わって、参加した日本人は、「フィリピンの方々のボランティア精神に心を打たれました」と感想を述べていました。

　今回のチャリティーコンサートで集まった寄付金は、GPFNepalを通して、Rise Nepalの活動支援に充てられます。

イベント会場の川崎市国際交流センター

後藤亜也GPFJapan代表理事によるGPF紹介

中下氏のバンド“Kigen”

ヨランダ・タシコさんは日本の歌で観客を魅了

会場を沸かせるサラさんの迫力ある歌声

最後は全員で“We are the World”を歌いフィナーレ

出演者全員で記念写真