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ウガンダで、Global Peace Leadership Conferenceが開催されました2018.08.21 |
8月1日、2日に、ウガンダの首都カンパラにて、ウガンダ共和国、Global Peace Foundation、IGAD(政府間開発機関)、ウガンダ宗教評議会(the Inter-religious Council of Uganda)、民間財団ウガンダ(Private Sector Foundation Uganda)が共催し、Global Peace Leadership Conference(以下、GPLC)が開催されました。
「道徳的・革新的リーダーシップ:持続的な平和と発展のための新しいモデル」というテーマのもと開催されたGPLCには、現職のウガンダ大統領であるヨウェリ・ムセベニ氏をはじめとし、16カ国から国家元首級の要人や各分野の指導者たちが参加。教育、経済的機会の発展、女性のエンパワメント、地域コミュニティの発展などの分野において、発展のための戦略を共有しました。
ルハカナ・ルグンダ首相は、アフリカのグレート・レイク地域(ブルンジ、コンゴ共和国、ルワンダ、タンザニア、ウガンダからなる地域)における紛争の温床に触れつつ、地域の平和構築というテーマの妥当性を述べ、「共通のビジョン、原則、願望、そして革新的な価値観に基づく平和構築や安全保障、開発へのアプローチに導かれることにより、地域の差し迫った挑戦への対応に置けるコンセンサスを作ることが国にとって緊急の要請である」と強調しました。
セッションでは、GPFナイジェリア支部において5年目の活動である“One Family under God”キャンペーンの実績に触れました。
これは、宗教的・精神的指導者や市民社会のパートナーと連携して、普遍的な原則や価値観を共有したパートナーシップと草の根のプログラムを通じて、暴力的過激主義に対処し、コミュニティレベルの社会的結束を促進するキャンペーンです。
このキャンペーンは、イスラム教徒やキリスト教徒の指導者や伝統的な支配者を集めて、信仰の伝承に深く組み込まれた価値を支える宗教指導者の尊敬と権威を引き出すことによって、宗教と民族の分裂を和解させてきました。
GPFナイジェリアの支援者であり、モハメド・ナマディ ナイジェリア元副大統領の夫人であるH.Eハジヤ氏は、アルベール・カミュの言葉を引用し、「平和は戦う価値のある唯一の戦いです。世界はグローバルな一つの村になってきており、そこには、普遍的な願望、原則、価値観を基盤にした共通の目標が必要です。私たちは、家族、地域社会、文化的、信仰的価値の積極的な利用を通じて、社会的結束を構築することができます」と話しました。
今回のGPLCセッションは主として以下のものがありました:
・宗教間の平和構築とアイデンティティに基づく紛争の防止。
・未来のためのグローバル教育。未来を保証するための教育の再考。
・平和と発展の触媒としての起業家精神と投資。
・道徳的・革新的なリーダーシップの育成。
・「平和は家庭から」キャンペーン。
・平和と発展のための女性のイニシアチブ。
・青少年リーダーシップ(起業家精神とコミュニティへのサービス)。
アフリカの情報誌に記載されたGPLCの記事はウガンダの主要日刊紙「Punch」と「Daily Monitor」から。
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