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国際青年指導者アッセンブリーを開催しました2018.09.25 |
8月6日から15日、アメリカのワシントンDC、フィラデルフィアとニューヨークにて、第11回国際青年指導者アッセンブリー(International Young Leaders Assembly以下IYLA)が開催されました。
今回のIYLAは、「平和と開発のための道徳的・革新的リーダーシップ〜朝鮮半島の危機に対する世界的アプローチ〜」というテーマのもと、10カ国以上から40名以上の青年リーダーが参加し、朝鮮半島情勢をはじめとして、様々なイシューについて、世界中から集った青年リーダーが議論し、互いの意見を深める時間を持ちました。
参加者は10日間の日程の中で、訪問したそれぞれの機関において、トップリーダーとの議論や交流の機会を持ち、最新の情報に触れ、教育を受けながら、これから必要となってくるリーダーシップの要素を学ぶとともに、コミュニケーションのスキルなどを磨く機会を持ちました。
ワシントンでは、アメリカ議会、アメリカ赤十字社、韓国経済研究院、世界銀行などを見学しました。
アメリカ議会では、リーダーシップについてのフォーラムに参加。主に朝鮮半島のイシューに焦点をあて、その課題解決に向けたリーダーシップについて考えを深めました。
また、韓国経済研究院では、北朝鮮の非核化について議論した六カ国協議を模倣した「模擬6カ国協議」を開催。北朝鮮の人権など多岐に渡る課題について、白熱した議論を交わしました。
続く訪問地であるフィラデルフィアでは、国立憲法センターを訪れ、そこでは、フィラデルフィア市にて初の黒人市長となったウィルソン・グッド氏が講演。自身が市長の任期中に経験した困難や、それを克服した逸話を紹介し、責任感や信念と言った、リーダーシップの要素を具体的に参加者に示しました。
ニューヨークでは、参加者は、東西研究所と国連本部を訪問。東西研究所では、中国・ロシア・アジア太平洋分野の専門家が同席し、安保・政治・経済・社会全般にわたる国際情勢を紹介しながら、参加者の質問に答えました。
今回の日程における最後の訪問地である国連本部では、参加者はまずIBMによるリーダーシップトレーニングを体験。2015年に始まり、講義・討論・発表などからなる最新のリーダーシップトレーニングで自身のスキル向上させる機会を体験しました。
その後行われた青年総会では、参加者とともに現地の大学生200名以上が参加。政治・経済・奉仕など多岐に渡る分野での青年リーダーの主題発表を聞くとともに、集った学生たちは議論し、SDGs(国連持続可能な開発目標)の17個の目標を達成するための方策についても議論する時間を持ちました。
詳しい様子はIYLAのウェブサイトをご覧ください。
www.iyla.info