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Global Peace Leadership Exchangeが開催されました2019.12.24 |
11月13日から17日の5日間、Global Peace Leadership Exchange(以下、GPLE)が開催。GPFのフィリピン支部で活動をしている、青年、女性、教育などの分野における指導者23名が参加しました。
これまで、韓国、ネパール、インドネシアなどで開催されてきたGPLEですが、日本では初めての開催でした。今回のプログラムのテーマは、「多様性の尊重と社会統合(Promoting Social Cohesion and Diversity)」です。それぞれの日程で、このテーマについて議論するとともに、いかにそれを具体化していくのかの方策が話し合いました。
今回のGPLEではプログラムとして、フィリピン大使館訪問、日中韓共同制作映画「純愛」の観賞や、都内において先進的教育を推進している学校の訪問。SDG’sについてのフォーラム、また、ビジョンを共有した新しい形の多文化共生をサポートするイベント「多文化おもてなしフェスティバル」への参加などを行いました。
フィリピン大使館では、在日フィリピン公使との交流や日本でのフィリピンについての情報啓発活動のヒアリング。
また、「純愛」観賞会では、第二次世界大戦終戦間際からその後にかけて、一人の日本人女性が、異国の地中国で、地域住民からの様々な圧迫の中で、奉仕を通してコミュニティに平和を築いていく内容を観賞し、感動を分かち合いました。
そして、観賞会に前後して、日本人参加者とフィリピン参加者が互いに持ち寄ったプレゼントを交換する機会をもち、言葉は通じない中でも、互いのことを知ろうと努力しました。
武蔵野市にある聖徳学園中学・高等学校の訪問では、IoTとグローバル教育を授業や、生徒が学ぶ教室や施設に豊富に取り入れた自由な校風に、教育関係のフィリピンからの参加者は、非常に関心を持っていました。
また、授業風景の見学や、フィリピン国家を教る時間もあり、大いに盛り上がりました。
SDG’sフォーラムは、立教大学池袋キャンパスにて開催。「多様性の尊重と社会統合(Promoting Social Cohesion and Diversity)」というテーマの下、各登壇者よりプレゼンテーションが行われ、参加者による活発な議論が持たれました。
来賓として、フィリピン大使・公使、国連経済開発(UNDP)駐日代表の近藤哲生氏による基調講演や、立教大学の濁川孝志教授や、小峯繁嗣助教などによる発題があり、参加者は持続可能な開発や、そのために必要な精神性、また、具体的な奉仕実践方法を学びました。
「多文化おもてなしフェスティバル2019」では、バングラデシュやタイ、韓国など、在日外国人コミュニティが協力・協賛し、パフォーマンスやそれぞれの国の食など、様々な面でフェスティバルを一緒に作り上げました。
フィリピンからの参加者も、民族舞踊を披露し、会場一同がOne Familyの雰囲気を作りあげた一日でした。
今回は日本でのGPLE は初めてでしたが、来年度もさらに充実した内容で開催する予定です。
多くの方々の参加をお待ちしております。