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ナイジェリア・カドゥナ州の平和構築プロジェクト地域における食糧支援のお願い2020.06.08 |
ナイジェリアの北部ではイスラム教、南部ではキリスト教が信仰され、異宗教間の葛藤や紛争が続いています。イスラム過激派組織ボコ・ハラムが2014年にナイジェリア北部で250人以上の女子生徒を拉致した事件は世界に衝撃を与えました。
GPFナイジェリアは、キリスト教とイスラム教信徒が混在し、紛争が発生していた中北部のカドゥナ州で2014年、違いを超えたアイデンティティを共有し、地域社会に貢献する平和構築のプロジェクト“ワンファミリー・アンダー・ゴッド・キャンペーン”を始めました。このプログラムの社会的成果は国内外で認められ、米国の国務省やドイツのロバート・ボッシュ財団から助成金を受けて、同州のカジュル市やカニンコン市でプログラムを展開してきました。
3月末、コロナ感染拡大防止のため外出制限がカドゥナ州でも発令され、プログラムを実施していた4つの地域でワークショップなどを休止せざるを得なくなりました。また、同地域の村人の多くが、その日のわずかな収入で生計を立てていたため、外出制限で収入源が断たれ、家族を養う食糧不足に直面しました。国や地方政府の支援がへき地の村には行き届かない中、GPFナイジェリアはこの課題に向き合い、国内外から寄付金を集め、4地域で食糧支援を始めました。
900円ほどで、米1kg、豆2kg、乾燥キャッサバ粉2kg、手洗い用石鹸一個を救援パッケージとして一家庭に提供できます。GPFナイジェリアは各地域1,000家庭を対象として、4地域で合計4,000家庭、360万円を目標に設定。これまで約120万円の支援金を受けて、約1300家庭に救援パッケージを届けることができまました。
その最中、5月12日、カジュル市の村を武装グループが襲撃。16人の尊い命が奪われました。GPFナイジェリアチームは現地にかけつけ、被害を受けた村人に同プログラムで訴えてきた共生の精神を想起させ、報復攻撃をしないことを強調し、食糧支援を行いました。この様子は現地のテレビや新聞で取り上げられました。
つきましては、日本国内において、ナイジェリア同地域での食糧支援に協力して頂ける方々を探しております。GPFジャパンが責任を持って、支援金をナイジェリアに送り、有効利用されることをモニターさせて頂きます。
ご支援金の振込口座は以下の通りです。ご支援金のお振込み時に、お振込者名の前に“ナイ”を付けて下さい(例:ナイヤマダ タロウ)。ナイジェリアのためのご支援であることを認識させて頂きたいと存じます。
何卒、皆様のご理解とご支援を宜しくお願い致します。
三井住友銀行 恵比寿支店(店番号656)
(普通)8776703
一般社団法人 グローバル・ピース・ファウンデーション・ジャパン
ゆうちょ銀行 店名〇一八(ゼロイチハチ)
(普通)3221623
シャ)グローバル ピース ファウンデーション ジャパン
■カドゥナ州カジュル市とカニンコン市での食糧支援の様子
■テレビ報道 (YouTubeリンク)
https://www.youtube.com/watch?v=1CJ7IohazfU&feature=share&fbclid=IwAR33p4GOwigIaqz__3PJ9fhi1fxOyzZQ2E7euzl99CTRxrKVY5XbmLJTFiQ
https://www.youtube.com/watch?v=8ZXPOytIFDI&feature=youtu.be
https://www.dailytrust.com.ng/kajuru-attack-group-donates-relief-materials-to-idps-in-kaduna.html
https://headtopics.com/ng/fresh-kajuru-attacks-group-brings-succour-to-displaced-persons-13070842