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福島県郡山市で「いのちの水」の支援2013.08.12 |
2011年3月11日の東日本大震災による福島原子力発電所の事故により、福島県の広い範囲で放射能汚染は拡大しました。発電所から50km以上離れた郡山市の住民も不安の中で生活をしています。8月6日、GPFF JapanはGlobal Peace Womenのパートナーから頂いた消毒用アルコールジェル(250mL)560個を福島県郡山市のNPO法人「FUKUSHIMAいのちの水」に届けました。
「FUKUSHIMAいのち水」は「ひとりの子のいのちを救うために」というキャッチフレーズのもと、ミネラルウォーターの無償配付により、内部被爆の不安を軽減するとともに、母親たちの話を傾聴する場を提供してきました。同NPO法人の水の無償配付は2011年の5月から始まり、毎月5回実施してきました。水は国内外の団体から寄贈されたものです。震災の年はボランティアが1日に何十人も配付を手伝っていましたが、震災から2年経過し、ボランティアの数も少なくなったそうです。
GPFF Japanスタッフは同NPO法人とともに、ミネラルウォーターの配付を手伝いながら、アルコールジェルを配布しました。水を受け取りに来た郡山在住の母親は、「放射能の被害がどの程度かわからないので、安心して飲める水は本当にありがたいです。毎日が不安で精神的にも経済的にも大変ですが、この活動を通して勇気をもらって、感謝の気持ちでいっぱいです。これからも福島の子供たちのために水の支援をお願いします」と語りました。
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