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福島県郡山市で「いのちの水」の支援2013.10.23 | 

 10月12日、GPF Japanは前回8月6日に引き続き、福島県郡山市のNPO法人FUKUSHIMAいのちの水の水配布のボランティア活動に参加しました。福島原子力発電所から50kmほど離れた郡山市は福島県の中通りに位置していて、中通りの放射線量は現在でも東京のおよそ10倍に達しています*。そのような環境の中、住民の多くの方は不安の中で生活をしています。

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 FUKUSHIMAいのち水は「ひとりの子のいのちを救うために」というキャッチフレーズのもと、ミネラルウォーターを無償配付してきました。同NPO法人の水の無償配付は2011年の5月から始まり、現在までに730トン、500mlのペットボトルで146万本の配布を行いました。しかし現在、水の無償提供は滞りがちで、今後の継続的支援に向けて、水を購入して配布することが必要な状況となっています。

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 GPF Japanスタッフは同NPO法人職員とともに、ミネラルウォーター配布のお手伝いをしました。水を受け取りに来た郡山在住の母親は、「まだまだ水道水は小さな子どもたちには不安で飲ませられません。行政の『水は大丈夫』という指導に対しては確信をもつことができないのです。そのような中で、福島の子どもたちのために、活動してくださっている方々にすごく感謝しております」と語りました。

*東京都健康安全研究センターのウェブサイトより

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