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GPFケニアが「人格・創造性フォーラム」にて教員候補の80名の学生をトレーニングしました2014.04.21 |
ケニアでは、全労働力の60%を若者が構成しています。毎年、就職を希望する50万人の中等学校卒業生のうち、5万人しか仕事に就けない厳しい雇用市場に向かうのです。このような求職者に対して厳しい状況に加え、現代の雇用者は学業成績のみならず、リーダーシップ・スキル、強固な人格と創造的に考える能力を持つ人材を探しています。
GPFの「人格・創造性教育(CCI)」は、上記で述べたような人材に求められる重要なスキルを若者たちに教育しています。CCIのノウハウを使って教員を養成する中で、ケニアの複数の学校で校内外の文化が変革されてきています。
2014年1月18日、GPFはケニヤッタ大学と連携してチャンダリア・イノベーション・センターにて能力開発のフォーラムを主導し、就職のための準備に励む若者に焦点を当てました。フォーラムでは、教育課程で卒業を前にした間もなく教師になる大学生ら80名が集まりました。
「この取り組みは、学齢期の若者に21世紀の雇用者が求める不可欠な人格、創造性とリーダーシップ能力を身に付けさせます。GPFは、教育省関係者、政府や地域社会の指導者、校長、教師、保護者や学生を含む主要なステークホルダー(利害関係者)のネットワークを強化しました。CCIを通じて、これらのステークホルダーたちは、社会的な問題にプラスの影響を提供し、若者の失業という負の世界的なトレンドに対処するため戦っています」とGPFケニアのエグゼクティブ・ディレクター、ダニエル•オモンディ氏は述べました。
GPFの戦略アドバイザーのアーサー・オヤンゲ氏は、GPFのLeadInプログラムによって学校指導者が21世紀の経済と世界に関連した教育を作ることを通して、高い教育成果を生み出す「揺り籠から職業」までのアプローチを提唱していることを説明しました。
「国が発展し、貿易が拡大するとともに、職業技術学校が雇用者のニーズをより効果的に満たせば、若者の失業などに関連する社会問題を減らすことができます」
オヤンゲ氏は、21世紀は、有機的でダイナミックな変化なのに対して、20世紀の労働の世界は、機械的、直線的、静的、予測可能だったと述べました。同氏は、19世紀の工業化時代のモデルで動作しているために、教育や仕事と学校にミス・マッチがあることを強調しました。彼はグーグル社の54,000名の従業員はすべての問題を解決するために、小さなチームでブレイン・ストーミングをしており、21世紀の雇用者が望む品質に力を入れていることを指摘しました。
アーサー・オヤンゲ氏は、GPFのフォーラムにて、変化する職場において必要とされる能力を以下のように説明しています。
•倫理的な労働者となること
•コミュニケーション能力
•仕事上の学習能力
•モチベーションと主体性
•チームワーク
•課題解決能力
•対人スキル
•積極的な態度
•信頼できる人となること
•創造性
オヤンゲ氏は、その後、「トーク・トウ・ミー」イニシアティブ、 「変化と平和のための1% 」、その他のサポートやピア・メンタリング・プログラムなど、学校における個別のCCIプログラムについて議論しました。
最後に、同氏は、教育省の教師や学校に対する新たな評価指針は、生徒が自らの才能、人格と創造性をバランスよく養成する上での貢献度であると説明しました。