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Safe Water Safe Bottleプロジェクトを実施しました2020.08.03 | 

 カンボジアでSafe Water Safe Bottle Project(安全な水・安全なボトルプロジェクト)が実施されました。

 このプロジェクトは、カンボジアの未来を担う指導者を育成するための基盤となる教育と合わせ、同様に重要な要素である生活の質を向上させるため、グローバル・ピース・アライアンス・カンボジア(GPAC)とGPFカンボジアが主導して立ち上げたものです。

 GPFJapanはこのプロジェクトをサポートし、GPFJapanの日本のパートナー企業がスポンサーとなり、実現しました。
 2017年11月23日、プロジェクト最初の学校であるプノンペンのクデイ・タコイ小学校でプロジェクト発足式が行われました。

発足式で寄贈された浄水器とボトルの様子

発足式で寄贈された浄水器とボトルの様子

 このプロジェクトは、安全な飲み水によって500人以上の生徒の健康を守ることと同時に、

・環境改善の一環として再利用可能なウォーターボトルが配られ、生徒たちにプラスチックの使用量削減を呼びかけること
・生徒たちがペットボトルの水を購入する必要がなくし、家族の経済負担を減らすこと

 を目的としていました。

 寄付セレモニーには、カンボジア側からは現地教育局長、プノンペン市環境局消費管理課課長、環境省役人、GPAC及びGPFCのパートナーである小学校の学校長などの多くの地域投資家ら、そしてグローバル・ピース・アライアンスの会員及びボランティアが参加しました。

 日本側からはGPFJapanの後藤亜也代表理事と、パートナー企業の代表らが参席。プロジェクトの発足を祝賀しました。
 また、イベントに参加し、感銘を受けた環境省とプノンペン市環境局の代表も、将来GPACとGPFCの環境プロジェクトを支援する意を表しました。

セレモニーで子どもにボトルが寄贈される

セレモニーで子どもにボトルが寄贈される

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 クデイ・タコイ小学校の発足イベント後、学校に浄水器が設置され、生徒たちはウォーターボトルに水を汲んで毎日持ち歩き始めました。この2つの設備(浄水器とボトル)は、生徒の健康や経済、プラスチックに対する意識を大きく改善しました。

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「ボトルはお金の節約とプラスチック削減、そして健康に大きな助けとなっています。前はペットボトルの水を学校で買わなければならなかったのですが、もうそうしなくて済みます。このプロジェクトに感謝です」

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「このボトルは環境をよくしてくれます。これは学校の環境をきれいにしてくれます。それから私を健康にしてくれます。私は毎日ペットボトルの水を買うのに1,000リエル(約25円)使っていましたが、もうそうしなくてよくなりました」
-ヨン・ソファニタ (Yon Sophanita) さん(5年生)

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「生徒の生活におけるこのプロジェクトの利益について、プラスチック使用量の削減、健康面・衛生面の改善、家庭支出の節減など、様々な要素があります。私はこのプロジェクトを通して、生徒たちが以前よりも責任感を持つようになったと感じています。彼らはボトルをとても大切にし、毎日学校に持ってきては、私たちにプラスチック使用削減の大切さを思い起こさせてくれます。また健康と衛生環境の側面にも焦点を当てたいです。以前は不衛生な水源の水を飲んで腹痛などの健康問題が起きることがありました。だからこそこのプロジェクトのインパクトの強さを感じます」
-ルオス・ブンディアリン (Ruos Vuthearin)さん (1年生教師)

 と言った感想が挙げられています。

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