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フィリピンのザンバレス州ボトラン市モラザ小学校で教育・生活向上支援プロジェクトを実施しました2022.07.04 | 

ソーラーランタン、文具セット、農機具を感謝株式会社が支援し、GPFフィリピンとフィリピン教育省ルソン中央リージョンとともに寄贈式を開催しました。

プロジェクトサイトのモラザ小学校は、フィリピン・ルソン島西部のザンバレス州ボトラン市内の先住民族アエタ族の113世帯が住む地域にあります。1991年に大噴火して甚大は被害を出したピナツゥボ山の西側の麓(ふもと)に位置し、地域内に電気はなく、携帯電話の電波も届きません。児童146人が学ぶモラザ小学校には、国連開発計画(UNDP)が設置したソーラーパネルがありますが、蓄電池が機能不能で電気は日中しか使えません。
2022年6月27日、感謝株式会社の川畑秀雄会長とGPFジャパンの後藤亜也代表理事は、ボトラン市カイノマヤンキャンプ場で、ジュン・オマール・エブダネ市長の歓迎を受けました。

6月27日ボトラン市での夕食歓迎会 写真右から:ジュン・エブダネ市長、川畑秀雄会長、後藤亜也代表

翌28日、GPFフィリピンと教育省のスタッフとともにジプニースタイルの四輪駆動車に乗り込み、2時間以上揺られながら数多くの川を超えてモラザ小学校に到着しました。児童と父母が笑顔で一行を迎え、寄贈式が始まりました。

学校長が歓迎の辞を述べた後、児童たちのかわいいダンスで会場は一気に盛り上がりました。続いて、後藤代表理事が子どもたちの成長と地域の未来の発展を願って川畑会長が寄贈されたことを紹介した後、同会長がメッセージを送りました。同会長は「ソーラーランタンや文具を使って、一所懸命勉強して下さい。自分のためだけでなく、家族のため、他の人を助けることができるように勉強してください」と強調しました。フィリピン教育省ルソン中央リージョン長のメイ・B・エクラー博士は、寄贈を受けたことに対して謝意を述べた後、この寄贈品を活用して地域を発展させてほしいと述べました。

モラザ小学校の児童がダンスで歓迎

その後、児童代表20名にソーラーランタンと文具やユニホームが入った学習セットを児童に手渡しました。また、今回の寄贈で、地域の生活レベル向上のため、学校敷地内で有機野菜栽培が可能になりました。代表者がテープカットをして学校農園が公式的にスタートしました。今後、寄贈品が目的通り効果的に使用されていることを同学校教員とともにGPFフィリピンスタッフがモニターしていくことになっています。ソーラーランタン、文具セット、農機具を感謝株式会社が支援し、GPFフィリピンとフィリピン教育省ルソン中央リージョンとともに寄贈式を開催しました。

児童の家族にソーラーランタンと文具セットを手渡す川畑会長

 

ソーラーランタンの使用方法を説明するGPFフィリピンのジョイ・レミジオ地域開発局長

 

有機野菜栽培農園でのテープカット

サマリー動画は下記で閲覧できます。

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