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「2022稲刈りカップ、特別講演&音楽会」に参加・協力しました2022.10.24 |
10月8日に宮城県気仙沼市にて、「2022稲刈りカップ、特別講演&音楽会」が開催されました。
「稲刈りカップ」は、2011年3月11日東日本大震災で甚大な被害を被った宮城県気仙沼市で、気仙沼消防指揮隊長であった佐藤誠悦さんが2013年に始めたイベントです。
GPF Japanは当初から参加し、「稲刈りカップ」を通して、被災地の復興をともに見守ってきました。コロナ禍の中、大震災から10周年の2021年に開催できなかった10周年祈念行事が10月8日に開催されました。
前日の10月7日、宮城県は大雨に見舞われましたが、本番は前日の天気が嘘のような秋晴れの下、震災時の津波から蘇った「復活田」にて開会が宣言されました。
国内外から気仙沼市の田んぼに集まった約150名の参加者は、稲刈り体験、稲架(はぜ)をネットにした田んぼバレーなどを行い、現地でふるまわれた「はっと汁」に舌鼓を打ちました。
その後、気仙沼はまなすホールに会場を移し、映画監督・長谷川ひろ子さんの司会で、「特別講演&音楽会」が行われました。
挨拶講演では実行委員長の佐藤誠悦さんが登壇し、震災当時の体験を写真とともに涙ながらにふり返り、「震災の記憶を記録として残し、語り継いでいくことが自らの使命」だと語りました。
GPF Japanの後藤亜也代表理事は、このイベントを通して人々がつながり、ワンファミリーになっていくことに共感しており、気仙沼でつくられたベストプラクティスを世界に伝えていきたいと述べました。
音楽会ではフィリピン人初の演歌歌手ヨランダ・タシコさんらが会場を盛り上げ、締めは和太鼓千代組の千代園剛さんによる「生命の鼓動」でした。この演奏は、東日本大震災の津波で亡くなられた佐藤誠悦さんの妻・厚子さんの霊前でも捧げられたもので、この日を締めくくるのに相応しい演奏となりました。
翌10月9日は、小泉海岸の被災地や涌谷町の箟峯寺(こんぽうじ)を訪問しました。