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第1回「歩く、哲学」イベントを開催しました2024.05.09 | 

4月6日、第1回「歩く、哲学」イベントが開催され、都内から8名が参加。千代田区にある歴史名所である旧李王朝別邸と日枝神社を訪れました。本イベントは体験を通じて学びを深めるとともに、複数の国が関わる歴史施設の訪問を通して、国を超えた共通点を探ることを目的としています。

今回は日韓の歴史にゆかりの深い旧李王朝別邸と、神道を代表する歴史名所の一つである日枝神社を訪問。また、全体の案内は、アジア思想に造詣が深い、アジア・インスティチュート理事長であり、GPF上級研究員エマニュエル・パストリッチ氏が担当しました。

旧李王朝別邸前でエマニュエル氏の説明を聞く参加者

地下鉄の永田町駅を出てすぐの場所に位置する旧李王朝別邸は、日本に亡命した朝鮮の李王朝の末裔、李垠(イ・ウン)とその妻、李方子(り・まさこ)が使用していた施設です。日韓の歴史的繋がりを感じることができる場所ですが、参加していた朝鮮半島情勢の専門家である五味洋治氏が、別邸の歴史背景と日韓関係における共通点について詳しく解説を加えてくれ、参加者は日韓の歴史をより身近に感じる時間となりました。

神職の方の説明に耳を傾ける

続く日枝神社は、1872年(明治5年)に「官幣大社」に列格された歴史ある神社です。境内の神職が、日枝神社の歴史などについて参加者に解説し、神道や伝統文化について良い機会となりました。

当日参加された方から、歴史的な場所を実際に歩きながら学ぶイベントは有意義であったとの声がありました。今後も「歩く、哲学」イベントを定期的に開催して参ります。

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