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第1回 多文化おもてなしフェスティバル総会を開催 | 2025.04.01 |
2025年3月15日(土)に、みらいスペース市ヶ谷で初の試みとなる「多文化おもてなしフェスティバル総会」を行いました。2015年に多文化おもてなしフェスティバルを始めて10周年・10回目となる今年、あらためて多文化おもてなしフェスティバルの”ゴール”を見つめなおし、それを肌で感じる機会を作ろうという実行委員たちの熱意から開催されることになりました。
総会では、主に以下の3つのことを行いました。
①フェスティバルを立ち上げた背景とゴール & 続けてきて感じる喜びのシェア
②皆さんの活動を通じて”違いを越えて一つになった”体験のシェア
③違いを越えて一つのものを作ってみよう
総会には実行委員はもちろん、これまでフェスティバルに参加したパフォーマーや、初めてフェスティバルのことを知った方々などが参加しました。
■フェスティバルを立ち上げた背景とゴール&続けてきて感じる喜びをシェア
はじめに、昨年の多文化おもてなしフェスティバルのダイジェスト動画を参加者一同で鑑賞。
そのあと「多文化おもてなしフェスティバル」の発起人であり、初代実行委員長を務めたGPFJapanの後藤亜也代表理事から立ち上げの背景と名前の由来を、そして実行委員長を引き継いできたGPF Japanの飯田和広事務局長がフェスティバルのゴールを、改めて説明しました。
後藤代表:「このフェスティバルを作り上げるプロセスを通して、参加する人たち同士の絆が深まることをずっと目指してきました。なぜなら私たちが考える平和構築とは、”信頼ある人間関係を築くこと”だからです」
飯田事務局長:「多文化おもてなしフェスティバルとは、まさに皆さんのことです!」
フェスティバルがゴールなのではなく、その向こうにある「One Familyの関係を築くこと」- これこそが、フェスティバルを通じて実現させたいことであると強調しました。
■”違いを越えて一つになった”体験をシェア
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フェスティバルのゴールを理解したあと、参加者同士でシェア会。テーマは「イベントなどを通じて、違いを越えてひとつになった体験」。あらゆる背景を持つ人たちが、自分たちの活動や、それを経て感じたことなどを話しながら、それぞれの”One Family体験”を共有してくれました。
そして、これまでのフェスティバルの最後に”笑い締め”でFamily一人ひとりに満面の笑みを届けてくれた狂言方大蔵流能楽師・善竹十郎先生も当会に参加し”海外に日本文化を伝えた経験”をご共有いただきました。
■違いを越えてひとつのものを作ってみよう!
そしてフェスティバルのゴールである「一つのものを作りながら、違いを越えたOne Familyの関係を築く」を”体で”感じる試みが行われました。第1回開催以来、10年にわたりフェスティバルを支えてきたフィリピン初の演歌歌手、ヨランダ・タシコさんがボーカルでリードし、そこへいろんな国々の楽器を鳴らしながら、いろんな国々から来た人たちが加わっていきました。
しかもフィリピンからサルサダンスグループが飛び入り参加し、会場は一気にダンスクラブに。
最後に善竹先生による”笑い締め”。ここに”違いを越えて築かれた新しいOne Family”が生まれました。初めて参加された方々からは、「フェスティバルのゴールを感じました」「ぜひこれからも参加させて下さい!」というご感想をいただきました。
これからも”総会”を通じてFamilyの結びつきを強くし、広げていきたいと思います。