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アジア11カ国の青年リーダーがマレーシアで異文化間の共通価値を議論2013.08.12 |
それぞれの伝統的な衣装に身にまとったアジア11カ国を代表する120名の青年リーダーと、「イスラム協力グローバル・サミット2013国際モデル組織」の200名の参加者が、マレーシアのクアラルンプールで開催された「アジア青年交流プログラム2013(AYE 2013)」に参加し、文化を超えた有意義な体験をしました。
7月2日~5日、クアラルンプールの国際青少年センターで開催されたプログラムでは、信仰や文化を超えた共通の価値観を議論し、マレーシア首相府国家統一統合局からも強い支持を受けました。特別ゲストの、マレーシア首相府のタンスリ・ジョセフ・クルプ大臣は、このユニークなマレーシアと国際青年の集いに関心と支持を表明しました。
AYE2013の参加者たちは、ボランティア活動や、地域社会に利益をもたらす持続可能な青年活動など、地域や地球規模の問題に対して意見を交換しました。また、異文化の理解を深めるために、福音ルーテル教会、マハーヴィハーラ仏教寺院、スリ・シャクティ・カーパガ・ナヤガー寺院、サム・コウ・トング寺院、マドラサ・ゴウティエ(イスラム教施設)などの宗教施設を訪問しました。
また、参加者たちは小グループに分かれて、クアラルンプール市内で「パワーオブ10セント」コミュニティサービスプロジェクトを支援する募金活動に参加しました。参加者は歌と踊りなどのパフォーマンスを披露しながら、ショッピング・モールなどで、わずか3時間で合計1064リンギット(約3万円)を集めることができました。
マレーシア首相府国家統一統合局、文化•スポーツ省とマラヤ大学が共催した「アジア青年交流平和祭」に参加した青年リーダーたちは、平和と発展に向けた情熱で大いに盛り上がりました。インドネシアから来訪したイスラム教徒のシンティアさんは、「私はイスラム教、キリスト教、そしてヒンドゥー教など宗教を超え、国や文化を超える大きなビジョンと夢を持つことができました!」と述べました。
スータイ・テGPFマレーシア会長は、「将来の若きリーダーを育成することに力を入れており、AYE 2013のような国際交流プログラムで、若い人たちに世界を見つめる様々な視点を提供していきたいです」と述べました。4日間にわたるAYE2013では、人格、創造性、価値観を備えた将来のリーダーの育成を目指しています。