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Global Peace Convention 2017が開催されました2017.04.01 |
2017年2月28日から3月3日まで、フィリピンのマニラにおいて、Global Peace Convention 2017(以下、GPC2017)が開催されました。コンベンションには、延べ3,500人以上が参加。
2日夜に行われたONE K グローバルピースコンサートと、3日に行われたグローバルユースサミットには、両日共に1万人以上が参加しました。
本イベントは、世界平和に向けて、政治、経済、教育などのオピニオンリーダーが集まり、成功事例を共有し、リーダーシップのネットワークを築くことを目的として行われます。2008年の開催以降、今年で7回目を迎える今年は、2010年のケニアでのGPCと同じく「道徳的・革新的リーダーシップ〜平和と発展のための新しいモデル〜」というテーマで行われ、政治、経済、教育など各分野において、リーダーシップを具現化していくための様々なアイデアが共有されました。
開会式において、ヒョンジン・プレストン・ムンGPF理事長の他、グロリア・アロヨ フィリピン元大統領、ヴィニシオ・セレッソ元グアテマラ大統領、エドウィン・フュルナー ヘリテージ財団創設者、キム・ジンピョ大韓民国元副総理などが登壇し、参加者を歓迎しました。
ヒョンジン・プレストン・ムンGPF理事長は、「驚くべきことは、40カ国以上からここに集まったリーダーの方々全員が、平和と繁栄を前提においたビジョンに賛同し、ここに集まっていること。そして、そのビジョンを達成するために働く準備ができている」と述べ、「太平洋を取り巻く地域の国々が、世界の影響圏に中心になって来ている。地理・文化・歴史的に他地域と特徴的な繋がりを持つ東南アジアの国の一つ、フィリピンで、国の発展のモデル創りのための様々なアイデアが共有されることは特筆すべきことである」と強調しました。
開会式での各人の挨拶を受け、「宗教間における協力関係の構築」「朝鮮半島の統一」「教育改革」「平和と発展のための青年のリーダーシップと奉仕」「女性のリーダーシップ文化」「経済・ビジネスフォーラム」の6つの分野において、テーマを具体化していくためのアイデア発表、ディスカッションが行われました。
それぞれのセッションで、各地のGPFとそのパートナー団体の活動のベストプラクティスと、そのベストプラクティスの実践についての活発な議論が行われました。
3月1日の夜には、「グローバルピースアワードガラ」が開催され、「宗教間協力関係の構築」「奉仕活動」など7分野において、モデルとなる活動成果を収めたリーダーに対して表彰が行われました。
3月2日の夜には、ONE K グローバルピースコンサートが、SMモールオブアジア・アリーナで開催されました。
2015年に、「ONE Kコンサート」が韓国W杯競技場にて開催されましたが、朝鮮半島の統一に対するメッセージをより普遍化し、世界へと伝える皮切りとして開催された今回のコンサートには、PSY、SHINee、CNblue、AOAなど7組が参加し、キャンペーンソングは、グラミー賞を5度受賞の作曲家、ジミー・ジャム氏とテリー・ルイス氏が手がけました。
コンサートのオープニングではキャンペーンの趣旨を伝えるビデオが上映され、ジャム&ルイスとムン理事長がスピーチし、GPCのスピーカー代表が平和を象徴するハト型風船を飛ばしました。また、コンサートの模様はKBS(韓国国営放送)で放送されました。
3月3日には、同じくSMモールオブアジア・アリーナにて、グローバルユースサミットが開催され、35カ国185大学からの学生を含む、約1万名が参加しました。
テーマはGPC2017と同じく、「道徳的・革新的リーダーシップ〜平和と発展のための新しいモデル〜」であり、国連で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」を達成するため、青年のリーダーシップの喚起が呼びかけられました。
本イベントはSM CARESとGPFの共催で行われ、教育、食糧問題、メディアリテラシーなどの分野で、青年リーダーの発表があり、参加者からの質疑応答の時間も盛況裏に終わりました。
本イベントは、IBM、エプソン、マリオットホテル、韓半島平和財団、富士水素感謝などがスポンサーとして協力。また、教育部、高等教育委員会、観光推進局などのフィリピン政府機関や、フィリピンアイランド商工会議所、欧州フィリピン商工会議所などの財界グループの支援のもと行われました。
コンベンションを初めとした一連の行事へのご協力、ご参加をいただいた方々への心から感謝を申し上げます。
ありがとうございました。
宗教間の協力関係の構築