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ジャカルタで6月に開催される「国際多宗教ユースアッセンブリー2014」の参加者を募集しています2014.05.03 |
6月16日から19日までの4日間、インドネシアの首都ジャカルタにおいて「国際多宗教ユースアッセンブリー」(International Multifaith Youth Assembly 2014: 以下、IMYA2014)が開催されます。IMYA2014は「アセアンから世界への平和の光」というタイトルのもと東南アジア諸国を中心とした青年リーダー200名が宗教の違いを超えて一堂に会するプログラムです。今回のアッセンブリーは、GPFインドネシアとプレジデント大学の共催で、日本の青年リーダーの参加も期待されています。
昨年のIMYA2013に参加したインドネシア宗教省副大臣は、「Interfaith(異宗教間の相互協力)は単に宗教に関することではなく、経済や教育などの面でも当てはまります。私たちは違いがあることを称賛はしても疑問視する必要はないのです。絵画が単に白色のみだけでは美しくなく、多くの色が使われて初めて美しくなるのと同じです。宗教の名前のもとで暴力をふるったり、私たちの兄弟を差別して騒動を起こすべきではありません」と述べました。
東南アジア諸国連合(アセアン)は東南アジア10カ国によって編成され、多宗教・多民族の国家が違いを超えた地域協力を促進しています。アセアン本部はジャカルタにあり、日本、韓国、中国を加えたアセアン+3は東アジアの地域発展に大きな役割を果たしています。東アジアのさらなる発展を促進するために、これまでIMYAは「違い」を超えた相互理解を深めることに貢献してきました。
今年のIMYA2014は、初日はジャカルタ市庁舎での文化交流会、2日目は、外務省や青年スポーツ省で、宗教間の寛容や多様性の中での統一などを議論します。3日目、4日目はイスラム教、カトリック、プロテスタント、仏教、儒教、ヒンドゥー教の宗教施設の訪問や平和キャンペーンプログラムの実施となります。
IMYA2014のプログラム(英文)はコチラ、参加申込書はコチラからダウンロードできます。また、昨年のIMYA2013の報告書(英文)はコチラからダウンロードしてご覧ください。