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国際青年指導者アッセンブリーが開催されました(8月20日~29日)2013.09.24 | 

2013iyla_2 8月20日から29日、国際青年指導者アッセンブリー(International Young Leaders Assembly: IYLA)が「モラル・イノベーティブなリーダーシップ:ビジョン・奉仕・起業家精神」をテーマに米国ニューヨーク、フィラデルフィア、ワシントンDCで開催されました。GPFのユースプログラムを担当するグローバル・ピース・ユース・コア(Global Peace Youth Corps: GPYC)とポインツ・オブ・ライツが主催し、パラグアイ政府代表部を始め、22か国の政府代表部が後援するプログラムとなりました。

 8月22日、72カ国600名を超える青年リーダーは、ニューヨークの国連会議室で開催されたフォーラムに参加。GPFのジェームス・フリン会長は、「最大の困難は、道徳的挑戦です。テクノロジーは、価値中立であり、それが利益をもたらすか、破壊をもたらすかは、行動する価値のフレームワークに依存します。私たちの意思決定を導く道徳基準次第で大きく異なります」と語りました。インドネシアのデスラ・ペルカヤ国連大使は、「青年は、常に変化の最前線にいます。世界の12億人の若者の声は、重要かつ同等な利害関係者として、とても深刻に考慮されなければなりません」と述べました。

 ケニアのジョセフィン・オジアンボ元国連大使は、青年リーダーはコミュニティと密接に関わっている「変化のファシリテーター」と位置づけ、仲間と共にファシリテーターとなるように期待しました。また、今年1月に藩基文国連事務総長に事務総長青年特使として任命されたヨルダンのアーマド・アルヘンダウィ氏は、「今日、私たちの地球ではこれまでに最大の18億人の青年人口に達します。今後15年で4億2500万人分の雇用を創出しなければなりません。必然的に、国連、政府、私企業に対して起業家精神が必要です」と述べました。

事務総長青年特使アフマド・アルヘンダウィ氏は、ビジョンと起業家精神の重要性を強調しました。

事務総長青年特使アフマド・アルヘンダウィ氏は、ビジョンと起業家精神の重要性を強調しました。

講演する世界銀行のスリ・ムルヤニ・インドラワティ専務理事は指導者が強い道徳を持つことが必要と訴えました。

世界銀行のスリ・ムルヤニ・インドラワティ専務理事は指導者には強い道徳が必要と訴えました。

 プログラムの一環として8月26日、ワシントンDCの世界銀行で行われたフォーラムに参加。世界銀行のスリ・ムルヤニ・インドラワティ専務理事は、かつてインドネシア財務大臣として腐敗に反対する努力が同僚から批判された時の経験を引用し、指導者が強い道徳基準を必要とすると強調しました。IYLAの共催者であるポインツ・オブ・ライツの若者ボランティア・プログラム「Generation On」のコンセッタ・ベンシヴェンガ事務局長は、マーティン・ルーサー・キング博士とマハトマ・ガンジー師がそれぞれ26と24才で、正義のための運動を始めました、と参加者に喚起しました。

 IYLAは、8月28日、ワシントンDCのリンカーン・メモリアルでのキング師の「I Have a Dream(私には夢がある)」演説から50周年の記念式典に合流し、バラク・オバマ大統領のスピーチなどを聞く機会を持ちスケジュールを終えました。

 IYLAの詳細な情報はコチラをご覧ください。

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