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Vol.7 2025年3月21日号 | 2025.03.21 | 

みなさん、こんにちは! 春がもうそこまで来ていますね!🌸

今週も 1日1分 でも、平和について考え、思いを寄せる時間を持ちましょう。 情報をお届けします。

🌟 おすすめ動画:「韓国は内乱前夜」(李相哲TV)

▶ 視聴はこちら

📌 動画のポイント

韓国の尹錫悦大統領の罷免の是非を判断する憲法裁判所の発表が遅れています。野党「共に民主党」は当初、憲法裁判所は当然ながら罷免の決定をするだろうと見ていましたが、ここに来て、「却下」あるいは「棄却」の可能性が高まっているとして、焦りを見せています。

一方、野党党首である李在明氏はいくつもの裁判を抱えています。3月26日(水)には第二審判決が出る予定ですが、有罪となる見通しであり、その場合には大統領選への出馬資格を喪失するとあって、李在明氏の発言が過激になっているようです。

与野党間での攻防が続いていますが、尹大統領が職務復帰になれば左派が暴動を起こす可能性があり、逆に罷免となれば、保守層の多くはその結果を承服できないという世論調査の結果が出ています。

憲法裁判所での最終結論が発表されても混乱は続くとの見通しですが、これをどう収拾するかによって韓国の未来は大きく変わり得る、岐路に立たされているとの見方です。

📌「コリアン・ドリーム」実現に向けて、現在の韓国をどう見るか?

尹政権が昨年8月15日に発表した「統一ドクトリン」は、朝鮮半島の平和統一に向けた課題として①「自由統一を推進する韓国国民の確固たる価値観と力の培養」、②「北朝鮮の住民が自由統一を強く望むように配慮し、変化させる課題」、③「国際社会との連帯」を挙げています。

また2023年8月18日にキャンプデービッドで行われた日韓米首脳会談でも、朝鮮半島の平和統一に関する3カ国の協力が盛り込まれていました。

これらは「コリアン・ドリーム」が提唱する朝鮮半島平和統一へのロードマップと合致する内容と見ることができ、尹政権に大きく期待するところでした。ところが昨年12月3日、尹大統領が突然の戒厳令を発表して以来、韓国は大混乱に突入しました。

現在、韓国では保守派と進歩派の対立が極に達している状況ですが、多くの国民が大韓民国の進路について主体的に考え、YouTubeなどを通して意見を発信するようになっています。

大統領が罷免になるか否か、政権交代が起きるか否か、日本からは結果を見守るしかありませんが、いずれにせよ、朝鮮半島平和統一に向けては変わらないビジョンと方向性を維持し、継続的な努力が願われるところです。

また、「コリアン・ドリーム」の主役は市民一人ひとりであり、「すべての人々が同じ夢を見る」ことで実現されるものです。現在の状況を悲観的に捉えるだけでなく、新しい統一国家を探すための主導権が、政府任せでなく市民一人ひとりの手に委ねられつつあると見れば、貴重な機会にもなり得るのではないでしょうか。

 

🌟 コリアン・ドリーム1000万署名キャンペーンにご協力ください。

📌2025年は終戦80周年です。現在、韓国では、1000以上の市民団体が協力しながら、自由で統一された朝鮮半島を実現し、分断によるすべての悲しみを解決するために、「コリアン・ドリーム」をビジョンとして掲げ草の根市民運動を展開しています。GPFではこのビジョンに賛同する全世界の1,000万人の声を集め、広めるための署名運動キャンペーンをサポートしています。
簡単な署名登録だけで、朝鮮半島平和統一への支持表明をすることができます。ぜひともご協力ください!

🖊️署名はこちらのページから(言語選択で日本語を選択できます。遷移先ページの一番下に、署名フォームがあります)

 

🔥 おすすめ動画:北朝鮮による人権問題解決のためのフォーラム


📌 1959年から1984年まで、「北朝鮮は地上の楽園」という偽りの宣伝に基づき、9万人以上の在日コリアンとその家族が、新潟港から船に乗って北朝鮮に渡りました(在日北送事業/帰還事業/帰国事業)。しかし彼らが到着した北朝鮮は地上の楽園ではなく、地上の地獄でした。

彼らは二度と北朝鮮から出ることを許されませんでしたが、わずか0.1%にも満たない人々が韓国や日本に脱北しており、その中の一人が川崎栄子さんです。

川崎栄子さんら(新ボトナム会)は毎年12月に、北送船が出航した新潟港の中央埠頭での追慕式を中心とした行事を行っています。

今回紹介する動画は、2023年12月13日・14日に行われた一連の行事の様子をまとめた動画です。在日北送事業や日本人拉致問題など、北朝鮮による人権問題に関わる当事者・関係者の生の声に触れることができる動画です。ぜひご覧ください。

▶ 視聴はこちら

 

🌱 イベント紹介

4/12(土)【Japan Young Leaders Assembly】

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▼脱北者ゲスト

キム・ドンス氏(北朝鮮の元外交官)、キム・ガヨンさん、チャ・ウィソンさん、キム・ジュヒョンさん(青年脱北者)

彼らはそれぞれの経験をもとに、北朝鮮での生活、脱出の決断、韓国での新たな挑戦、そして平和と統一、未来への希望について語ります。

◾️開催日時:2025年4月12日(土)10:00 – 17:00(9:00 – 10:00 受付)
◾️開催場所:プラザ平成 国際交流会議場(東京都江東区青海)
◾️参加費:無料(要事前申込)
◾️申込は以下よりお願いします。
https://forms.gle/tNQusLSSUDgWkmFdA
◾️プログラム
① 北朝鮮出身の青年によるスピーチ
彼らが経験してきた現実。そして、彼らが描く東アジアの未来を語ります。
② 人権問題専門家による講演
東アジアにおける人権問題の現状を知り、平和を築くヒントを考えます。
③ 1分間スピーチ ※希望者のみ
北朝鮮出身の青年のスピーチや人権問題専門家の講演を聞き、自由に意見を発言しましょう!
※プログラムは変更の可能性があります。

▶ 詳細はこちらです

 

4/19(土)【第11回ピース・デザイン・フォーラム】

テーマ:脱北者の実体験を通して考える普遍的人権と北東アジアの未来

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📅 日時: 4月19日(土)13:00-16:30(12:30 開場)

📍 場所: 野方区民ホール(東京都中野区野方5-3-1)
💰 参加費: 2,000円

講演①:私が見た北朝鮮〜人権という概念のない社会〜

🔹 川崎栄子(脱北者/NGOモドゥモイジャ会長/アクション・フォー・コリア・ユナイテッド代表)

講演②:普遍的人権から考える北東アジアの未来

🔹 芳岡隼介(一般社団法人グローバル・ピース・ファウンデーション・ジャパン)

公開インタビュー:川崎栄子 × 五味洋治(フリージャーナリスト)

✍ 参加申し込みはこちら ▶ [申し込みフォーム]

 

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